日本には、たくさんの商品がありますが、以前の商品もパッケージに入っていることがほとんどでしょう。
このパッケージがなければ、商品をむき出しにして売り出すことになります。
もちろん中には、パン屋さんの店に置かれているパンのように全くパッケージがついていないものもあります。
しかし、それはそのような売り方なので問題ありません。
問題となるのは、スーパーやコンビニで売っているお弁当やパンあるいは団子などがパッケージに入っていない場合です。
それ以外でもお菓子やアイスクリームがパッケージに入っていなかったらおかしいでしょう。
このように、なければならないものがパッケージですが、これを作っているのが朋和産業と呼ばれる会社です。
朋和産業とは
この会社はすでに50年以上の社歴を持っており、日本全国だけでなく世界にも展開している会社です。
世界では、台湾を始めとしてアジアを中心にして展開しています。
日本のパッケージの良さを全国だけでなく世界にも届けることができるはずです。
商品には、必ずパッケージがありますが、これらはかなり頑丈だものでなければいけません。
最近は、コスト削減によりかなり安いものも出てきましたが、それだけでは不十分といえます。
実際に、コストが下がったとしてもすぐに破れてしまうものでは使い道はほとんどありません。
それよりも、しっかりしたものであることが必要です。
例えば、おにぎり等は出荷する時上に積み重ねるようなことがあります。
この時、すぐに袋がやぶけてしまうと商品が痛んでしまうでしょう。
特に消費期限があるものに関しては、外から空気が入らないようにすることが重要です。
もし空気が入ってしまったとすれば、その商品の消費期限はほとんど形式的なものになり役立たないといっても言い過ぎではありません。
関連サイト:朋和産業活動内容とは?
朋和産業はデザインを非常に重視している
そして、そのような使い道に加えてデザインもとても重要になります。
この会社も、デザインを非常に重視しておりこれがいい加減だと売れる商品も売れません。
ある大学が調査したデータによれば、中身は同じでもパッケージデザインが全然違う2つの商品を売り出した場合、片方は非常によく売れて片方はあまり売れない結果が出たわけです。
中身が一緒にもかかわらず、それだけ売り上げが変わるわけです。
これは、外からの見た目の違いと言っても良いでしょう。
この結果は、ある意味衝撃的な内容と言えるかもしれません。
人間が重要なのは、多くの場合外の袋ではなく中に入っているものです。
例えばおにぎりでも、とりあえず中に入っているものが一緒ならばどれを購入しても同じと感じるかもしれません。
しかし実際には、外の袋のデザインで売り上げがずいぶん変わってしまうわけです。
中身を買っているのに外からの判断だけで半分以上を決めてしまっているとすれば、外の袋の役割は果てしなく大きいでしょう。
外のデザインだけで味が良くなってしまうと考える可能性もある
この実験から分かる事は、仮に質の低い商品のパッケージを良くし、質の高い方を地味なないようにすれば質の高い方でも売れない可能性があります。
人によっては、外のデザインだけで味が良くなってしまうと考える可能性もあります。
つまりいくら中身が素晴らしくても、入れ物が素晴らしくなければ売り上げ不振に教える可能性があるわけです。
この会社のデザインは、とにかくわかりやすいことを第一に考えています。
もちろんこれは、小売りのお店側がデザインするパターンもありますが、この会社が出たりする場合は誰が見ても一瞬でわかりやすいものにすることが必要と考えています。
なぜなら、世の中にはたくさんの商品がありすぐお客さんは目移りしてしまうからです。
例えば、チョコレートを購入したいと考えている人でまだどれを購入するかわからない場合、とりあえずパッケージをまず判断します。
そして金額を見て買えそうならば購入するわけです。
わかりやすさはとても重要
いきなり中身から確認する人はいませんし、それ自体が不可能になります。
わかりやすさはとても重要で、一体何を言っているのか何が入っているのか分からないような内容では、いくら時間をかけてデザインしたとしても意味がありません。
そうではなく、ほんの1秒それよりも短い時間でお客さんの目に焼きつくようなわかりやすいものが必要です。
よく芸術的なデザインで注目を受けるようなものにしたいと考えている人がいますが、それは二の次の話です。
まず何が入っているのかわかりやすく表現した上で芸術的なデザインを付け加えると良いわけです。
後は、誰をターゲットとするのかを事前に考えることが重要です。
その点は、年齢によって好みのデザインが異なるからです。
この会社で勤務する場合には、その点をよく考えることが重要です。
まとめ
最初のうちは、デザインをすることができないかもしれませんが、工場労働等をしない限りいつかはパソコンを使って絵を描くことや写真を加工することがあるかもしれません。
その時、誰をターゲットとしているのかを明確にしなければいけません。
逆にそれさえわかれば、それだけでクレームが来ることや没になる事はなくなるでしょう。
最終更新日 2025年8月6日