ポータブル電源は電気のない屋外などで使えるバッテリーを内蔵した電源のことです。
この電源は持ち運びできやすいようにするために取っ手がついた箱のような形状になっています。
本体のサイズは機種にもよりますが、奥行きと幅と高さともに約30センチほどで、重さは約数キロから15キロほどです。

容量がモバイルの10倍以上を要している

バッテリーを内蔵した電源という点ではモバイルバッテリーもありますが、ポータブルはモバイルバッテリーよりも様々な点で優れています。
そのうちの1つは容量がモバイルの10倍以上を要していることです。
10倍以上の容量があるので、消費しやすい冷暖房などの使用などに適しています。
具体的にポータブル製品に搭載されているバッテリーに充電できる電気の容量は、小さい機種で約250Whから大きくなると1500Wh程度と幅があります。

使える電源の形状

次は使える電源の形状です。
モバイルバッテリーではUSB端子しかありませんが、ポータブルだと普通のAC電源のほか、車に搭載されているようなシガーソケット、さらにスマートフォンやパソコンが使えるようにUSB端子が複数設置済みです。
満充電できている状態で、これらの製品から電気を使用すると、車載の電気冷蔵庫やサーキュレーターは小型の製品で約15時間程度、大型の製品だと約90時間程度使用可能です。
ただし気温が極端に低い環境下の場合だと想定よりも短い時間しか使用できない場合もあります。

最近の製品はソーラー充電に対応可能

ポータブル電源から電気を供給するといずれ電気は枯渇してしまうので、充電の必要に迫られますが、最近の製品はソーラー充電に対応可能になっています。
ソーラー充電する時間はソーラーパネルのワット数などによって異なりますが、約8時間から24時間程度です。
なお充電の際に発電機のように燃料を使わないので、騒音と排気ガスの問題が発生しません。
ポータブル電源は構造的にはバッテリーのなかに直流の12ボルト電力をため込んでいますが、使用するときには製品に内蔵されているインバーターを介して交流の100ボルトに変換して供給しています。
ちなみに製品価格は機材によって異なりますが、小型だと約1万円程度から大型になると約20万円くらいと幅があります。

まとめ

しかしポータブル電源に搭載されているバッテリーはリチウムイオン電池などが使われていますが、継続しようすることでバッテリー自体の劣化が避けられません。
バッテリーの寿命は約10年程度、充電回数は約4000回程度ともいわれています。

参照/電気毛布ポータブル電源

最終更新日 2025年8月6日