日本ユニセフ協会では、各国のユニセフ協会と協力協定を行って全ての子どもの命と権利を守るための活動を行っています。
子どもたちの支援を最優先に190の国と地域で活動していて、保健・栄養・水と衛生・教育・暴力や搾取からの保護・エイズ対策・緊急支援・アドボカシーなどの支援活動を行っているのです。
このような活動をするための資金は、個人や企業・団体・各国政府からの募金や任意拠出金でまかなわれています。
年間活動費の約三割は民間からの募金から賄われている
世界中の子どもを守るための活動をするためには、資金が必要です。
個人的な寄付も受け付けており、年間活動費の約三割は民間からの募金から賄われているのが現状となっています。
日本ユニセフ協会でも個人的な寄付を募っていて、様々な方法で寄付することが可能です。
寄付方法は様々なものがありますが、どこでもできる方法としては郵便局の窓口からの送金が挙げられます。
振替口座に振り込むことで募金することができます。
窓口で振り込む場合は振込手数料が免除されますが、ATMやパソコン・携帯電話などでは振込手数料が免除にならないため注意が必要です。
クレジットカードによる募金も申し込めます。
Webから申し込むことができ、自由に決めた金額を日々自動で振り返ることで継続的に募金することのできるプランや、一回だのプランがあります。
振込先も緊急・復興募金や分野・地域指定募金などがあるため、自分の興味のある分野に募金することができるようになっています。
他にも、インターネットバンキング・コンビニなどを利用して募金することができたり、スマートフォンサイトの「モバイル・ユニセフ」からもできる他、おサイフケータイ対応の端末を利用すれば電子マネーでの募金もできます。
ただし、利用できる電子マネーには種類があるためチェックしてから行うことをオススメします。
遺産を募金したいときには日本ユニセフ協会に相談可能
他にも様々な形で寄付を行えます。
自分の遺産や相続財産、香典返しなども募金することができるようになっていて、遺産を募金したいときには日本ユニセフ協会に相談することもでき、留意してもらいたい点などの説明をしてもらえます。
それ以外には、必要のなくなった外国のコインを募金するという方法もあります。
旅行や出張などで海外に行った場合、コインや紙幣が残ります。
一部の国の紙幣を除けば、外国通貨は日本で両替できないケースもよくあります。
記念として取っておくという方法もありますが、余ってしまった場合には募金することができるようになっているのです。
募金する方法としては、主要国際空港に設置している外国コイン専用募金箱に入れる、郵送または宅配で日本ユニセフ協会まで送る、日本航空の国際線では機内にて募金への協力を呼びかけていて、機内に用意されている封筒に入れて客室乗務員に渡すだけで募金が完了します。
他にも、三井住友銀行やJTBグループなどでも募金箱を設置しているため店頭にて募金が可能です。
クレジットカードを利用するという方法もオススメ
募金はしたいけれどいちいち募金箱を探すのが面倒くさいという人には、クレジットカードで買い物をするとその利用代金に一部が自動的に募金になるクレジットカードを利用するという方法もオススメです。
クレジットカードはいろいろ種類がありますが、 国内でショッピングに利用すると金額の一部がそのクレジットカード会社により、募金されるというプログラム となっています。
使い方は通常のクレジットカードと同じで、買い物するだけで募金できます。
また、クレジットカードは利用するとポイントが貯められるサービスを行っていますが、中にはこのポイントを使ってユニセフを支援することができるプログラムもあります。
支援ギフトを指定できるものや、ポイント自体を募金できるものなどが選べます。
お金ではなく、物資を支援に当てたいというケースもありますが、日本ユニセフ協会では物資そのものの寄付は受け付けていないため注意が必要です。
その代わり、イベントを企画するなどの工夫によって募金することは十分できます。
着られなくなった衣類や使っていない文房具などをフリーマーケットやバザーを利用してお金に変えることによって募金をする、空き缶や空き瓶、古新聞、牛乳パックなどのリサイクルできるものを町内会などで集めてリサイクル業者でお金に変えて募金する、書き損じたハガキは郵便局で手数料を払えば新しいハガキか切手に交換してもらうことができ、チケット・ショップなどで換金して募金するなどの方法が挙げられます。
まとめ
そのほかの支援方法としては、アクセサリーを購入するという方法もあります。
ユニセフと共同チャリティ・プロジェクトを行っているブランドもあり、そこのブランドのアクセサリーを購入するごとに100ドルがユニセフに募金できるというシステムになっています。
いろいろな方法がありますが、自分がやりやすい方法で支援していくことが大切です。
最終更新日 2025年8月6日