幼児期に家庭を離れて、幼児が集団生活を送る主な機関に保育園と幼稚園、認定こども園などがあります。
幼稚園は文部科学省の管轄である教育機関で、入園年齢は3歳からとなります。
先生の資格は幼稚園教諭免許状です。
給食を行うかどうかも園の方針で決めることが出来ます。
一方、保育園は厚生労働省の管轄になります。
保育園によって違いますが、0歳から受け入れることが出来ます。
誰でも入れるのではなく、家庭の事情等により保育に欠けるこどもを預かる福祉機関です。
先生の資格は保育士です。
給食は保育園では行う義務があります。
認定こども園は保育園の機能と幼稚園の機能を併せ持った機関ですが、数としてはまだ多くありません。
幼稚園は公立、私立と双方あります。
給食を行うか自由のためお弁当が必要かどうかも選択時の大きなポイントになります。
給食がある場合も、お弁当配達の園から給食室のある園まで様々です。
食育に力をいれる給食を提供している園もあります。
園の中で給食に使う果物などを栽培して食育に活かしているケースもあります。
特に私立幼稚園では園ごとの理念があるケースも多いです。
モンテッソーリなど有名な教育者の思想を取り入れた園もあります。
モンテッソーリ教育はカトリック系幼稚園に導入されているケースが多いです。
縦割り教育、モンテッソーリ教具の利用などが特徴です。
カトリック以外にも私立園では様々な宗教理念に基づいた幼稚園があります。
お子様の個性やご家庭の教育方針などと照らし合わせて検討すると良いでしょう。
最近は、体づくりや体育教育に重きを置いた園もあります。
普段の教育の中で跳び箱や鉄棒など力をいれて指導してくれて、小学校の体育の授業に繋げる事ができます。
来るべき義務教育に備えて体力をつけておくことは、学業面でも有効に働くでしょう。
いろいろな教育方針の園があるので、選択で迷う場合もあるでしょう。
ホームページや口コミだけでは伝わってこない部分もありますので積極的に見学や体験会に参加することが大切です。
最終更新日 2025年8月6日